製品情報

聴覚保護具(防音保護具)

私たちが耳で感じる音は、高い音(周波数が高い)や低い音(周波数が低い)が複合されたものです。周波数はHz(ヘルツ)で表示され、音の強さ(大きさ)はdB(デシベル)で表示されます。

騒音とは、「不快な又は望ましくない音、その他の妨害(noise)」とJIS Z 8106:2000 「音響用語」で定義されています。騒音から聴力を保護するためには、日本産業衛生学会の勧告する騒音の許容基準を守ることが必要です。
厚生労働省通達「騒音障害防止のためのガイドラインの改訂について」(令和5年4月20日 基発第0420第2号)では、聴覚保護具の選定方法が示されています。

聴覚保護具(防音保護具)

作業場の音の大きさに応じ、適切な遮音性能を持つ聴覚保護具を選択します。
危険作業等において安全確保のために周囲の音を聞く必要がある場合や会話の必要がある場合は、 遮音値が必要以上に大きい聴覚保護具を選定しないよう配慮します。

SNR
Single Number Rating:単一数評価値
NRR
Noise Reduction Rating:騒音減衰計数

SNR、NRRのいずれも数値が大きいほど、 遮音性能が高いことを示します。

H、M、L
聴覚保護具のオクターブバンド遮音データから決定した値。
H:高域周波遮音値 M:中域周波遮音値 L:低域周波遮音値