動 画皮膚又は眼に障害を与えるおそれがあることが明らかな化学物質皮膚から吸収され、もしくは皮膚に侵入して、健康障害を生ずるおそれがあることが明らかな化学物質皮膚等障害化学物質に該当するか確認します。化学物質の濃度、物理状態、ばく露時間、ばく露の程度等でリスクを特定します。化学物質へのばく露の特徴を確認し、どの防護服タイプが必要かを検討します。化学物質へ短期的/長期的にばく露した場合のリスクの程度を見積ります。化学防護服のJIS又はEN規格に則って試験されているかを確認します。用途に合わせて適切な縫い目構成を選択します。化学物質に対する化学防護服の服地の耐透過性を確認します。作業内容に耐えられる機械的強度(服地の強度、耐摩耗性等)を検討します。作業動作の安全性(転倒や無理な動作の防止など)確保のため、着用テストをするなど、使用者の身体にあったものを選択します。着用者の快適性にも留意します。作業効率や熱中症予防のため、着用テストの際、快適性も評価します。実際の作業時には、防護服・マスク・化学防護手袋・化学防護長靴・シューズカバー、それぞれの間に隙間ができないよう、不浸透性テープで留めてください。皮膚等障害化学物質には、皮膚刺激性有害物質と皮膚吸収性有害物質があり、厚生労働省「皮膚等障害化学物質及び特別規則に基づく不浸透性の保護具等の使用義務物質リスト」(令和7年1月24日時点、令和7年7月14日更新)に示されています。皮膚刺激性有害物質皮膚吸収性有害物質化学防護服を脱いだ後、使用した化学防護服から化学物質にばく露する可能性があるため、容器や袋に入れて密閉するなど、保護具着用管理責任者が定めたルールに従って廃棄します。化学物質が付着した化学防護服は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)や自治体の条例等に従い、産業廃棄物として廃棄します。3必要な防護レベルの選定危険性・有害性の評価生地と縫い目の防護性能の確認機械的性能条件の決定リスクの特定快適性の検討皮膚等障害化学物質化学防護服の選定方法化学防護服の廃棄方法テーピングについて(密閉服のみ)■ フードとマスク■ 防護服と化学防護長靴化学防護手袋の着脱方法リーフレット■ 防護服と化学防護手袋■ 防護服とシューズカバーSTEP1STEP2STEP3STEP4STEP5STEP6使用義務物質リスト
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