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鉱山保安法施行規則の一部を改正する省令について

鉱山保安法施行規則の一部を改正する省令(経済産業省令第40号)が令和3年4月8日に公布され、令和3年5月1日から施行されました。
粉じんが発生し、又は飛散する作業場において、鉱山労働者に着用させる呼吸用保護具の選定方法が改正されました。

第十条

  1. 粉じんが発生し、又は飛散する作業場において、鉱山労働者に作業を行わせるときは、次に掲げるいずれかの呼吸用保護具であって、作業環境に応じた有効な防じん性能を有するものを着用させること。
    1. 産業標準化法(昭和二十四年法律第百八十五号)に基づく日本産業規格(以下単に「日本産業規格」という。)T 8151に適合する防じんマスク又はこれと同等以上の防じん機能を有する呼吸用保護具
    2. 日本産業規格T 8157に適合する電動ファン付き呼吸用保護具又はこれと同等以上の防じん機能を有する呼吸用保護具

また、鉱業権者が講ずべき措置事例(平成16・11・19原院第1号)についても次のとおり改正され、鉱山保安法施行規則第10条第2号に規定する「作業環境に応じた有効な防じん性能を有するもの」は、要求防護係数を上回る指定防護係数を有する呼吸用保護具を選定することになりました。

鉱業権者が講ずべき措置事例(平成16・11・19原院第1号)

第8章 粉じんの処理
鉱山保安法施行規則第10条(粉じんの処理)

2 鉱山保安法施行規則第10条第2号にかかる取り扱いは次のとおりとする。

  1. 鉱山保安法施行規則第10条第4号に規定する常時著しく粉じんが発生し、又は飛散する坑内作業場においては、同条第2号に規定する「作業環境に応じた有効な防じん性能を有するもの」とは、要求防護係数を上回る指定防護係数を有する呼吸用保護具をいう。
    この場合において、要求防護係数は、次の式により計算するものとする。
    なお、鉱山保安法施行規則第10条第4号に規定する常時著しく粉じんが発生し、又は飛散する坑内作業場以外の作業場においては、同条第2号のイ又はロに規定する呼吸用保護具であることをもって同号に規定する作業環境に応じた有効な防じん性能を有するものとする。
    PFr = C 3.0 1.19Q+1

ここに

PFr
要求防護係数
C
鉱山保安法施行規則に基づき経済産業大臣が定める基準等(平成17年経済産業省告示第61号)第14 条の測定点における粉じん濃度の測定値の算術平均値(単位ミリグラム毎立方メートル)
Q
同第16条の測定における遊離けい酸の含有率(単位 パーセント)

また、この場合において、指定防護係数は、表-1の左欄に掲げる呼吸用保護具の種類に応じ、それぞれ同表の右欄に掲げる値とする。
ただし、表-2の左欄に掲げる電動ファン付き呼吸用保護具を使用した作業における当該呼吸用保護具の外側及び内側の粉じん濃度の測定又はそれと同等の測定の結果により得られた当該呼吸用保護具の防護係数が同表の右欄に掲げる指定防護係数を上回ることを当該呼吸用保護具の製造者が明らかにする書面が当該呼吸用保護具に添付されている場合は、同表の左欄に掲げる呼吸用保護具の種類に応じ、それぞれ同表の右欄に掲げる値とすることができることとする。

(表-1)
呼吸用保護具の種類 指定防護係数
防じんマスク 取替え式 全面形面体 RS3又はRL3 50
RS2又はRL2 14
RS1又はRL1 4
半面形面体 RS3又はRL3 10
RS2又はRL2 10
RS1又はRL1 4
使い捨て式 DS3又はDL3 10
DS2又はDL2 10
DS1又はDL1 4
電動ファン付き
呼吸用保護具
全面形面体 S級 PS3又はPL3 1,000
A級 PS2又はPL2 90
A級又はB級 PS1又はPL1 19
半面形面体 S級 PS3又はPL3 50
A級 PS2又はPL2 33
A級又はB級 PS1又はPL1 14
フード形
又は
フェイスシールド形
S級 PS3又はPL3 25
A級 20
S級又はA級 PS2又はPL2 20
S級,A級又はB級 PS1又はPL1 11
備考
RS1、RS2、RS3、RL1、RL2、RL3、DS1、DS2、DS3、DL1、DL2及びDL3は、日本産業規格T 8151(防じんマスク)による区分(表-2において同じ)であること。S級、A級及びB級は、日本産業規格T 8157(電動ファン付き呼吸用保護具)による区分(同表において同じ)であること。

(表-2)
呼吸用保護具の種類 指定防護係数
電動ファン付き呼吸用保護具 半面形面体又はフェイスシールド形 S級かつPS3又はPL3 300
フード形 1,000

  1. 鉱山保安法施行規則第10条第2号イに規定する日本産業規格T 8151に適合する防じんマスクを着用させるときは、顔面への密着性の確認を行わせるものとする。
    *「日本産業規格T 8151に適合する防じんマスクの顔面への密着性の確認」を行う方法については、厚生労働省労働基準局長通知「防じんマスクの選択、使用等について(平成17年2月7日付け基発第0207006号)第 1_3 防じんマスクの使用に当たっての留意事項」を参照。
  2. 鉱山保安法施行規則第10条第2号ロ中、「同等以上の防じん機能を有する呼吸用保護具」の「呼吸用保護具」とは、エアラインマスクをいう。
    ただし、鉱山保安法施行規則第10条第4号の常時著しく粉塵が発生し、又は飛散する坑内作業場においては、同条第2号に規定する「有効な防じん機能を有するもの」とは、要求防護係数を上回る指定防護係数を有するものとする。
    この場合において、要求防護係数は、(1)の式により計算するものとする。
    また、この場合において、指定防護係数は、表-3の左欄に掲げる呼吸用保護具の種類に応じ、それぞれ同表の右欄に掲げる値とする。
    ただし、表-4の左欄に掲げるエアラインマスクを使用した作業における当該呼吸用保護具の外側及び内側の粉じん濃度の測定又はそれと同等の測定の結果により得られた当該呼吸用保護具の防護係数が同表の右欄に掲げる指定防護係数を上回ることを当該呼吸用保護具の製造者が明らかにする書面が当該呼吸用保護具に添付されている場合は、同表の左欄に掲げる呼吸用保護具については、同表の右欄に掲げる値とすることができることとする。

(表-3)
呼吸用保護具の種類 指定防護係数
エアラインマスク 全面形面体 プレッシャデマンド形 1,000
デマンド形 50
一定流量形 1,000
半面形面体 プレッシャデマンド形 50
デマンド形 10
一定流量形 50
フード形又はフェイスシールド形 一定流量形 25

(表-4)
呼吸用保護具の種類 指定防護係数
エアラインマスク フード形 一定流量形 1,000

*「保護具を着用させる場合」とは、車両系鉱山機械及びダンプトラック等のキャビン内での運転操作であり、外部の発じんの影響を受けず粉じんが流入しない場合であっても、粉じんが発生し、又は飛散する箇所において、キャビン内から外部へ出入りする場合は、キャビン内についても含む。

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