2024年版 総合カタログ
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P―525 654321×22××121366611366×11×2163646×2466××6×2×65666×6566×1××116364612566■表3 耐透過性の分類クラス平均標準破過点検出時間t[min]××××1161626×1466×1××××12646××26656×××2×6656××666××××××61626××263――防護手袋(1)2. この結果は、化学防護手袋を安全に「使用できる時間」を示すデータではありません。 使用できる時間は、使用環境や作業内容等によって変わります。注(1) JIS:日本産業規格 表3「平均標準破過点検出時間」は、化学物質の透過速度が、0.1μg/cm2/minに 達するまでの時間です。 (2) CAS No. とは、アメリカ化学会の Chemical Abstracts Service が提供するデータベース (CAS ON-LINE)における化学物質の登録番号(Registry Number)です。 (3) アンセル社から提供されたデータを記載しています。(2020年8月現在)「アンモニア,無水」、「塩素」、「塩化水素」については、ただし、58-735の「アンモニア,無水」はアンセル社から提供されたデータを掲載しています。58-73502-10093-26038-51429-50037-17658-43558-270GL-推奨試験化学物質[CAS No.](2)(3)(3)(3)(3)(3)(3)(3)(3)6××アセトン6アセトニトリル××16二硫化炭素××1ジクロロメタン×16ジエチルアミン×16酢酸エチル×666n-ヘキサン136メタノール6水酸化ナトリウム(40質量 %)[CAS:1310-73-2]662[CAS:7664-93-9]16硫酸(96質量 %) [CAS:7664-93-9]666硫酸(18質量 %) 6テトラヒドロフラン(THF) ××[CAS:109-99-9]26トルエン×[CAS:108-88-3]3アンモニア,無水(99.99 %)[CAS:7664-41-7]3×6[CAS:7782-50-5]66塩素(99.5 %)[CAS:7647-01-0]454塩化水素(99.0 %)注記1.表中の数字は、表3のクラスを示しています。(2023年8月現在)で試験したデータを記載しています。 3000F480<t240<t≦480120<t≦240 60<t≦120 30<t≦ 60 10<t≦ 30GL-6GL-11-37GL-11-26不適合レベル1レベル2レベル3レベル4レベル5100 1.210 20 500 2.525 60 レベルAレベルBレベルC弱い弱い[CAS:67-64-1][CAS:75-05-8][CAS:75-15-0][CAS:75-09-2][CAS:109-89-7][CAS:141-78-6][CAS:110-54-3][CAS:67-56-1]8,000 10.075 150 2,000 5.050 100  20.0レベルDレベルE221015P 又は F(2)耐切創性耐切創性レベルF30対象布を測定台に固定し、5ニュートン[N]の荷重で回転刃を動かし、貫通するまでの往復回数を測定します。これを標準布と交互に測定して、評価値を算出し、耐切創性を5段階(レベル1〜5)で示します。EN 388:2016では、試験刃を鈍化させる手袋について、ENISO 13997の耐切創性の試験でも評価することが義務付けられました。強い2016年に改正されたEN 388:2016では、上記に加えて、実状に合わせたEN ISO 13997の耐切創性の試験方法が追加されました。対象布を測定台に固定して、試験刃を用い、20 mm長を切断するのに必要とされる切断荷重・ニュートン[N]を算出します。その算出結果から、さらに測定を行い、耐切創性を6段階(レベルA〜F)で示します。強い■表1 性能レベル試験方法 耐摩耗性[回数](1)1 耐切創性[指数](1)2 引裂強さ[N](1)3 突刺強さ[N](1)4■耐切創性[指数]…表12■EN ISO 耐切創性[N]…表1■表2 材料の耐透過性の試験結果(クラスについては、表3参照)56品番試験方法 EN ISO耐切創性[N](1)5 EN 衝撃保護性6注(1) 試験未実施又は不適合の場合、Xと表示します。 (2) P:PASS(合格) F:FALE(不合格)耐切創レベル耐切創性の試験方法は、2種類あります。種類試験方法(1)JIS T 8030:2015手袋EN 388:2016「Protective gloves against mechanical risks」欧州規格EN 388:2016では、保護手袋の機械的物性強度を6項目で評価しています。EN 388:2003から2016に改正され、新たに  が追加されました。1耐摩耗性Abrasion resistance レベル1〜4、X2耐切創性Blade cut resistance レベル1〜5、X3引裂強さTear resistance レベル1〜4、X4突刺強さPuncture resistance レベル1〜4、X5EN ISO 耐切創性Cut resistance レベルA〜F、X6EN 衝撃保護性Impact Protection P 又は F(F及び試験未実施の場合は、非表示又はX)

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