2024年版 総合カタログ
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・ガス、蒸気又は粉じんがその内部に滞留する=20表3書面を添付する場合表2防じんマスク指定防護係数501441010410104P.97参照 金属アーク溶接等作業 ①金属をアーク溶接する作業②アークを用いて金属を溶断し又はガウジングする作業③その他の溶接ヒュームを製造し又は取り扱う作業 (燃焼ガス、レーザービーム等を熱源とする溶接、 溶断、ガウジングは含まれません。)防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具の種類指定防護係数全面形面体半面形面体フード又はフェイスシールドを有するもの防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具の種類指定防護係数フードを有するものフェイスシールドを有するもの 継続して行う屋内作業場 建築中の建物内部等で金属アーク溶接等 作業を同じ場所で繰り返し行わないもの は含まれません。PS3又は PL3PS2又は PL2PS1又は PL1PS3又は PL3PS2又は PL2PS1又は PL11,000901950331425202011PS3又はPL31,000300300 屋内作業場 次のいずれかに該当する作業場のことです。・作業場の建屋の側面の半分以上にわたって壁、 羽目板、その他のしゃへい物が設けられている 場所要求防護係数(PFr)「20」を上回る指定防護係数を有する呼吸用保護具を選定。RS3 又はRL3RS2 又は RL2RS1 又はRL1RS3 又は RL3RS2 又は RL2RS1 又は RL1DS3 又は DL3DS2 又は DL2DS1 又は DL1全面形面体半面形面体フィットテストについてはおそれがある場所溶接ヒュームについて、含有するマンガンによる神経障害等の健康障害に加え、溶接ヒュームによる肺がんのリスク上昇報告されていることから、労働者へのばく露防止措置や健康管理を推進するため政令、省令等の改正が行われました。金属アーク溶接等作業を継続して行う屋内作業場で、新たな金属アーク溶接等作業の方法を採用又は変更するときには、個人サンプリングによる空気中の溶接ヒューム濃度を測定し、その測定結果から有効な呼吸用保護具を使用させることが義務付けられました。要求防護係数(PFr)=溶接ヒューム中のマンガン濃度の測定値のうち最大の値(mg/㎥)0.05[マンガンに係るばく露の基準値](mg/㎥)S級A級A級又はB級S級A級A級又はB級S級A級S級又はA級PS2又はPL2S級、A級又はB級PS1又はPL1半面形面体S 級かつPS3又はPL3【例】マンガン濃度の測定値のうち最大の値が1.0mg/㎥の場合防じんマスクの種類取替え式使い捨て式一部例外があり、製造者が表3の指定防護係数を上回ることを明らかにする書面を、その呼吸用保護具に添付している場合に、表3の指定防護係数を適用することができます。1.0mg/㎥0.05mg/㎥面体を有する呼吸用保護具を使用させるとき、JIS T 8150:2021に定める方法又はこれと同等の方法により、1年以内ごとに1回、定期的に、その呼吸用保護具が適切に装着されているかの確認(フィットテスト)が義務付けられました。フィットテストには、サンプリングアダプター又はサンプリングプローブを備える面体の使用が必要です。(マスク内圧・フィッティングテスター)は、呼吸用保護具の内側と外側の大気じんの個数を測定する装置です。フィットテスト用としてフィットファクタを求めることができます。また、フィットファクタ又は漏れ率と面体内圧をリアルタイムで表示できるので、日常の装着訓練や呼吸用保護具の教育用としても使用できます。被験者■ マスクの選定方法溶接ヒュームの測定結果から「要求防護係数」を求め、その値を上回る「指定防護係数」を有する呼吸用保護具を選定します。金属アーク溶接等作業を屋内作業場で継続して行わない場合又は屋外作業場で行う場合は、粒子捕集効率が95%以上のろ過材を有する防じんマスク又は防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(P-PAPR)をお選びください。■要求防護係数の求め方■ 指定防護係数表1 防じん機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具PFr=令和5年4月1日からフィットテストが義務付けられました!溶接作業用保護具(溶接ヒューム対策)

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